日本文化の1つである小紋とは

現代では洋服を着るのが一般的で、日本人でありながら和服を着ることにはあまり馴染みのない人が多いようです。小紋という言葉は耳にすることがあってもどんなものであるかを詳しく説明できる人は多くないのが現状です。せっかくの日本文化の1つなので、今回は和服についてお話していきます。着物全体に小さく細やかな模様が入っていることが名前の由来となり、模様あり方もその着物の位置や部位によって異なります。小さく細かい模様であるために、遠く離れたところから着物全体を見た印象と至近距離で一部分を見た印象とでは違いがあるように見えるので、様々な角度から楽しめるのです。また生地の染め方によって種類も2つに分かれます。1つは単色染の絹を使用した「江戸小紋」ともうひとつは自由な発想から創作される「東京おしゃれ小紋」があり昭和49年に伝統的工芸品に認定されました。和服にも色々な種類があるということがわかり、染め方によっても型が分かれることを知ることができたと思います。日本の文化である美しい模様を大切にしていきたいですね。

江戸時代に生きていた小紋とは

日本の歴史にも多く登場する和服ですが、現代にさまざまな種類の洋服があるように江戸時代にも色々な和服が存在しました。その中でも小紋というものが存在し、庶民にも広まるくらい幅広く着用されていたようです。位が高い者の間では模様をいかに豪華にするか競い合い、デザインには誰もがこだわりを持っていました。江戸幕府からの規制のため、模様を無地に見えるようにし、地味にせざるを得ませんでしたがこの規制の結果さらに模様が細かくなり高度な染色技術が必要となり、レベルの高い染めものとなったのです。模様の種類として、鮫、行儀、角通し、松葉、万筋、御召し十、菊菱大小あられ、胡麻柄などがあります。どれも高い技術から創作される素晴らしい模様のため、庶民もこのデザインを真似ておしゃれをすることを楽しみました。江戸時代からおしゃれがあると聞くとなんだか親近感が出てきますね。江戸時代から存在していたこの模様を現代にも広めていけたらきっともっとデザインの幅が広がっていくのではないでしょうか。

現代に受け継がれいる小紋

小紋というと和服、和服というと昔のもの、そんなイメージがあるかと思いますが着物は現代でも数こそ少ないけれど着ている人や着る機会などが必ず存在します。現代社会の中でどのように着用しているか注目してみましょう。まずは模様について説明します。全体に同じ模様が一方向に繰り返し描かれています。なのでカジュアルな雰囲気のものからドレスアップしたような華やかな雰囲気のものまで臨機応変にコーディネートできるのが特徴です。初心者である場合は、模様ができるだけ小さく、離れてみると無地に見えるくらいのタイプのものを選ぶと帯が合わせやすくなるのでおすすめです。上級者になってきたらおしゃれな模様がついたもので紅型、絞り、更紗、縞などがあり、さまざまな雰囲気を楽しむことができます。帯と着物本体との組み合わせでバリエーションが広がります。ウェディングやパーティ、クラシックのコンサートなどがあれば着用できるでしょう。組み合わせにより印象も変わるので何種類か揃えておくのが良いでしょう。